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競馬コラム

単枠指定というシステムがあった

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僕が馬券を買い始めたのは、バブル経済が花盛りの頃で多くの人が馬券を買っていまいた。当時の僕は20代前半くらいです。競馬場や場外馬券売り場には、競馬とは全く縁のなかったようなおねえさん達がたくさんいました。

そういったお姉さんたちのように、本来は競馬とは無関係だった人まで馬券を買っていたのが当時だったんでしょう。そのため馬券の売り上げとしてもすごかった時代でしたよね。近年は馬券の売り上げが年々下がり続けているというニュースめいたものを目にします。

そのたびに思うことがあります。それはその起点となっているのが、バブルの絶好調時代だということです。自分のコトに置き換えても、絶好調な時代から何かを測るってツライコトだと思うんです。物差しがそもそも違っていて比較にならないんじゃないかと感じてしまいます。常にピークからしか数字を見ない人たちの悪い癖いでしょうね。

馬券がいちばん売れていた時代の馬券

前置きが長くなってしまいましたが、馬券がよく売れていた時代、馬連という馬券はありませんでした。あるのは単複馬券と枠連のみの時代です。テレビ画面に映る払戻の表示も単・複・連と分かりやすい時代でした。

画期的な単枠指定

そんな時代に今ではなくなってしまった画期的なシステムがありました。それが単枠指定です。単枠指定というのは圧倒的人気馬になると予想される馬には、どの枠に入るにしろ単枠で入ってもらおうというシステムです。

例えばダービーでディープインパクトが圧倒的人気馬になると予想される場合、まず枠抽選でどの枠に入るかの抽選が行われます。1枠を引いた場合、1枠にはディープインパクト以外は入れないのです。そのため、1枠2番というものははなくなり2枠2番からが複数頭になるのです。

単枠指定の長所と欠点

単枠指定されることで一番影響を受けるのは連番を買う時です。当時は枠連馬券しかありませんでしたから、自分の狙っていた馬が凡走しても、同じ枠の馬が連に絡んでくれれば的中ということになっていたのです。つまり勝手に保険にかかるような状態ですね。

ただしゾロ目は除きます。枠連のゾロ目は現在でも賢い馬券の買い方の教科書的な買い方ですよね。単枠指定になるとつぶしが効かない、保険がきかなくなるのです。単枠指定はその後、馬番連勝複式馬券、通称「馬連」が出来たことでひっそりとなくなっていきました。

その背景には、枠連馬券の有難味がなくなる単枠指定への不満や非難めいた意見があったのでしょう。今から30年近く前の昔話でした。

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